【カールトン】
施工 | 2016年12月 |
意匠 | 盛総合設計+シーラカンスK&H |
施主 | 住友林業株式会社 |
構造 | 木造軸組工法・平屋(一部二階) |
住所 | 宮城県東松島市 |
仕様 | 異型サイズ品(ビスタッカー留め) |

海と森の学校に”カールトン”採用
この小学校は、意匠はシーラカンスK&Hと盛総合設計、監修はC・ W・ニコル・アファンが手がけており、「復興の森作りとニコル の森の学校プロジェクト」の集大成とも言える大型木造建築物です。
「復興の森作りとニコルの森の学校プロジェクト」とは、2012年 よりスタートし、東日本大震災により破滅的な被害にあった野蒜 小学校と旧宮戶小学校との合併によって新しくなった小学校を中心に、子供たちへ託す未来が希望の地となるよう高台全体の再建を行っています。
スギやヒノキの原木5,000本以上を使用したこの斬新であるが、自然と調和したデザインの小学校の天井材として、2016年にグッドデザイン賞を受賞した当社オリジナル軽量天井材「カールトン」が採用されています。 軽量であり、燃えにくい「カールトン」の安全性はもちろんのこと、薄い形状が外の光を間接的に取り込む事ができる性能が評価され採用されたそうです。
写真のように木の現しが木質感溢れる空間に、太陽の光が柔らかく差し込む校舎には、柔らかな光がこれからも子供たちを照らしていくでしょう。
このプロジェクトを通じて、復興シンボルの一翼を担う事ができたことは、当グループの誇りであると同時に、まだまだ完全復興しない被災地の一日も早い復興が、使命であり、重要な社会貢献活動であると思いました。
(現地視察:野原社長談)2016年12月当時
母校が震災の被害を受けさびしい気持ちになりましたが、【海と森の学校】として素晴らしい新校舎が出来て多くの方々に感謝しています。
また、弊社の施工実績として事例紹介できることを誇りに思っております。
(営業担当:東北支店建材部 二宮勇 談:野蒜小学校卒業生)2016年12月当時





